第一種衛生管理者・第二種衛生管理者

衛生管理者第二種から第一種を受ける【特例第一種衛生管理者免許試験】

先輩に相談
衛生管理者カエル
衛生管理者カエル
衛生管理者カエルです!
プロフィール

・年齢:30代前半 千葉県在住
・総務・人事担当のサラリーマン
・2020年、第一種衛生管理者試験合格
・後輩10人以上に試験対策の助言経験
・「衛生管理者.com」管理人

第二種衛生管理者から第一種衛生管理者になる方法があることをご存知ですか?

第一種衛生管理者であれば、有害業務を扱う事業所を担当することができ、より上位の資格です。

本記事のポイント


・第二種衛生管理者は「特例第一種衛生管理者免許試験」を受験できる


・「特例第一種衛生管理者免許試験」の受験科目は2科目


・できれば、特例なしで第一種衛生管理者の受験がオススメ

第二種衛生管理者免許を持っている人は、受験科目が2科目だけの第一種衛生管理者となる特例の免許試験を受けることができます。

特に受験期限はないので、時間が空いた自分のタイミングで「特例第一種衛生管理者免許試験」を受験できます。

ただ、これから受験する場合は、最初から第一種衛生管理者試験を受験することをオススメします。

詳しく解説していきます。

第一種と第二種の違い
【一種がオススメ!】第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の違いを解説衛生管理者は第1種衛生管理者と第2種衛生管理者があります。第1種が試験科目5科目に対して、第2種は3科目です。第1種合格のためには、第2種の2倍程度の勉強時間が必要ですが、せっかくなので第1種の取得をオススメします。...

特例第一種衛生管理者免許試験とは?

試験を受ける
特例第一種衛生管理者免許試験とは、第二種衛生管理者免許を持っている人が受けられる第一種衛生管理者免許試験のことです。

第二種衛生管理者を既に持っている人は、通常5科目の受験科目をが2科目の受験科目で受験することができます

【特例第一種衛生管理者免許試験の受験科目】
・労働衛生(有害業務に係るものに限る。)
・関係法令(有害業務に係るものに限る。)

第二種衛生管理者の試験範囲は免除となっており、試験時間は2時間です。

既に第二種衛生管理者免許を持っている人は、第一種衛生管理者の全範囲を勉強する必要がないので、お得ですね。

安全衛生技術試験協会「受験資格」

特例第一種衛生管理者免許試験の合格基準

特例第一種衛生管理者免許試験の合格基準は、通常の第一種衛生管理者・第二種衛生管理者同様、60%以上の正答率、各科目で40%以上の正答率です。

安全衛生技術試験協会「受験申請から資格の取得まで」

1科目10問80点が2科目で、合計20問160点です。

全体で12問以上、どちらの科目も4問以上正答していれば合格となります。

特例第一種衛生管理者免許試験の合格率・難易度

特例第一種衛生管理者免許試験の合格率は正式に公表されていないようです。

第一種衛生管理者・第二種衛生管理者の合格率から推測すると、特例第一種衛生管理者免許試験の合格率は60〜70%程度だと思われます。

第一種衛生管理者が100時間、第二種衛生管理者が60時間の勉強時間と言われていますので、

特例試験では40時間、1ヶ月程度の勉強時間が必要だと考えればいいでしょう。

特例第一種衛生管理者免許試験の申し込み

特例第一種衛生管理者免許試験には、通常の衛生管理者試験と同様に試験の申し込みが必要です。

受験に必要な書類
【早めの準備を!】衛生管理者試験の申込・免許申請に必要な書類を解説衛生管理者試験受験や合格後に必要な書類をまとめています。「卒業証明書」や「事業者証明書」など、発行に時間がかかる書類もあるため、受験を決めたら、すぐに書類準備に取り掛かりましょう。...

通常の申込書類のほかに、「第二種衛生管理者免許証の写し」が必要になります。

【2022年】衛生管理者テキスト・過去問題集のおすすめ5選!(第1種・第2種共通)

特例第一種衛生管理者免許試験をオススメしない理由

勉強中ウーパー
勉強中ウーパー
第二種に合格してから、第一種を受けるのがいいってこと?

第二種衛生管理者から第一種衛生管理者を取得できる制度を紹介してきました。

しかし、これから受験するのであれば、

「第二種衛生管理者→特例第一種衛生管理者免許試験」ではなく、一回で第一種衛生管理者試験を受験することをオススメします

【第一種衛生管理者試験にそのまま、受験すべき理由】
・第一種衛生管理者試験のほうが苦手分野をカバーできる
・受験料・勉強の行程・テキストの購入が2倍

詳しく説明していきます。

第一種衛生管理者試験のほうが苦手分野をカバーできる

衛生管理者カエル
衛生管理者カエル
科目が多いほうが苦手分野をカバーできる

第一種衛生管理者試験は受験科目が5科目で合格基準の「全体で6割、各科目で4割」というのは変わりません。

特例第一種衛生管理者免許試験は2科目のため範囲は狭いですが、「有害業務」という衛生管理者試験の難関範囲を含みます。

比較的簡単な「労働生理」などの分野で、得点を稼いでカバーすれば、5科目の衛生管理者試験と難易度は大きく変わりません

5科目なので、範囲は広くなりますが、「労働衛生」「関係法令」は有害が否かで分野が似通っていまっすので、同時に対策をしていくことが可能です。

勉強中ウーパー
勉強中ウーパー
高校受験の時、苦手な「数学」を「国語」と「英語」でカバーしたな〜

受験料・勉強の行程・テキストの購入が2倍

勉強時間で考えると、第二種衛生管理者(約60時間)+特例試験(約40時間)=第一種衛生管理者(100時間)で、1回で受けても、2回に分けても問題ないように見えます。

それでも、2回に分けると受験料・勉強の行程などが2倍かかってしまいます。

・衛生管理者試験の受験料6,800円に加えて、送料・手数料など
・同勉強時間でも、試験前に集中して勉強する期間
・試験を受けに行く時間、交通費
・第二種、第一種それぞれのテキスト購入費

2回同じことを繰り返すほうが、1回で済むことに比べるとかかる労力が違います。

本腰を入れて、1回で第一種衛生管理者に挑戦したほうが効率的です。

第一種衛生管理者に1回で合格できる?

勉強中ウーパー
勉強中ウーパー
1回で合格できないと、結局、労力2倍かかるよね?

確かに、一発合格ができずに、2回試験を受ける場合は2倍の労力がかかります。

衛生管理者試験は正しい勉強法を行えば、誰でも一発合格が可能だと考えています。

正しい勉強法とは「過去問を中心にした勉強法」です。

オススメする勉強法については下記の記事を参考にしてください。この通り勉強をすれば、第一種衛生管理者試験の一発合格が可能です。

過去問重視で一発合格
衛生管理者の一発合格には過去問だけ!見たことない問題は気にしない衛生管理者試験の一発合格には、第一種・第二種ともに過去問だけを徹底してやれば大丈夫です。同じ問題が繰り返し出題されるためです。一発合格の合格率は第一種衛生管理者で20%、第二種衛生管理者で25%ほどと言われています。...

まとめ 既取得者は特例第一種衛生管理者免許試験を利用しよう

特例第一種衛生管理者免許試験は、既に第二種衛生管理者資格を取得している人には便利な制度です。

特に、受験の期限等もありませんので、1ヶ月程度勉強の時間がとれるタイミングで受験するといいでしょう

ただ、転職などを目指して「第一種衛生管理者」資格に挑戦するのはあまりオススメしません。下記の記事で解説しています。

転職・就職で役に立たない?
【転職・就職で有利になりません!】衛生管理者の活かし方を解説衛生管理者の求人はほとんどなく、転職でも有利になるということはほとんどありません。転職で有利になると考えて資格取得はしないほうがいいでしょう。国家資格とはいえ、数ヶ月勉強すれば取得できますし、年に何回もチャンスがあります。...

また、第一種衛生管理者・第二種衛生管理者どちらを受験しようか迷っている方は、自信を持って「第一種衛生管理者」の受験をオススメしています。

衛生管理者の勉強をしている人を多く見てきて、考えた「無料」「最短」をテーマにしたオススメの勉強スケジュールを紹介していますので、よろしければ併せて参考にしてみてください。

「無料」で合格を目指す
衛生管理者試験で無料合格を目指す(なるべくお金をかけずに)「衛生管理者.com」では、衛生管理者試験に無料で合格する方法を解説します。テキストや衛生管理者講習を会社の経費で支払ってもらうよう交渉しましょう。また、無料で有益な動画・語呂合わせ・過去問解説もありますので、利用するといいでしょう。...
「最短」で合格を目指す
衛生管理者試験 最短で合格を目指す!第一種は1ヶ月、第二種は2週間「衛生管理者.com」では、衛生管理者試験に最短で合格する方法を解説します。最低1日3時間の勉強を、第一種衛生管理者で1ヶ月、第二種衛生管理者で2週間継続することができれば、合格することができると考えています。通信講座・過去問題集の利用を推奨しています。...