資格試験は、なるべくお金をかけずに合格したいですよね。
通信講座やスクールに通うという選択肢もありますが、お金をかけずに合格できれば、言うことはありません。
・お金をかけずに、合格する手順を紹介
・会社依頼の場合、お金が返ってくることも。
・お金がかからない分、時間はかかります。
お金をかけずに、多少時間をかけて合格していく教材や方法を紹介していきます。
【一種がオススメ!】第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の違いを解説
ステップ1 衛生管理者講習を会社負担で受講できるか交渉
勤め先の事業場で「衛生管理者」として仕事をするために、勉強を始める人がほとんどだと思います。
なるべく費用をかけないために、どこまで会社が費用を負担してくれるか確認しましょう。
1番良いのは、「衛生管理者講習」+「衛生管理者受験料」+「交通費・送料等事務費」
すべて負担してもらうことです。会社のために受けるのですから、交渉の余地はあるでしょう。
都道府県ごとに行われる「衛生管理者講習」に参加するのは、あまり役に立たないと思いますが、無料でテキストがもらえます。
合格後に2,000〜3,000円でメルカリで売ることもできます。笑

テキスト代・受験料を会社が負担してくれるのであれば、無料で合格までたどりつけるでしょう。
ステップ2 テキスト・問題集を手に入れる
衛生管理者講習に参加する場合はテキスト・問題集がもらえるので、その問題集を合格まで使いましょう。
使いやすさ・覚えやすさに違いはありますが、最新のものであれば手に入ったもので問題ありません。
講習を受けない場合もテキスト・過去問題集を経費にできないか会社に交渉しましょう。
イラスト中心のおすすめテキストはこちらです。
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過去問題中心のおすすめテキストはこちらです。
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会社が負担してくれる場合は、テキスト・過去問題集で2冊購入するといいでしょう。
自腹で購入するとなった場合はどちらか一冊でも大丈夫です。

お金をかけずに合格したいといっても、テキストを買わないというのは無謀です。
また、試験問題がやや難しくなっているという話もありますので、ブックオフ等で中古の数年前の問題集を利用するのはやめたほうがいいです。

問題集・過去問題集は1冊あれば十分です。
ステップ3 YouTubeの無料動画を利用
衛生管理者試験合格には、音声動画学習も有効です。
オンライン講座はお金がかかりますが、You Tubeの無料動画でも対策ができます。
「のぐちゃん先生」のYou Tubeでは語呂合わせなどを使って、勉強することができます。
ポイントは「テキストの補足」として使用することです。
You Tubeの無料動画は全範囲を網羅していないので、
「テキストで全体を学習」→「You Tubeで知識定着」→「テキストで再復習」
この流れで学習するようにしましょう。

ステップ4 語呂合わせで記憶定着
無料動画と併せて、記憶定着の手助けをしてくれるのが語呂合わせです。
テキストを読んで、過去問を解くだけでは、覚えきれない知識もあります。
知識を効率的に語呂合わせも使いましょう。

こちらの記事のほか、様々な語呂合わせを案内しているサイトがありますので、よく出る範囲は語呂合わせで覚えてしまいましょう。
ステップ5 過去問題は「過去問.com」も利用
衛生管理者試験の合格には、過去問対策がかかせません。
関東安全衛生技術協会のホームページには2回分の公表問題が公開されています。
【関東安全衛生技術協会】衛生管理者 試験公表試験問題(過去2回分)
また、「過去問.com」というサイトでは、過去8年間の過去問を掲載しています。
【過去問.com】衛生管理者試験 第一種衛生管理者試験 過去問
紙の資料で問題を解くほうが、知識の定着と本番対策になると考えますが、お金をかけないのであれば、インターネットで問題を解いていくというのもありです。
暇な時間に、ひたすら「過去問.com」で問題を解く。
本番対策として、公表試験問題の過去2回分を解くというのがオススメです。

無料での合格を目指すには、時間をかける覚悟を

「テキスト」「YouTube」「語呂合わせ」「過去問題」
テキストも会社負担で購入できると考えれば、無料で衛生管理者試験の勉強ができる教材が揃っています。
ただし、無料のデメリットも把握しておきましょう。
「You Tube」・・・広告あり。全範囲を網羅していない。
「ネットの語呂合わせ」・・・最新の情報に対応していない可能性
「過去問.com」・・・・広告あり。全て解くのに時間がかかる
無料で公開している情報のため、情報が最新になっていなかったり、
広告が入るため、勉強の集中を阻害する要因にもなったりします。
最速での合格を目指すのであれば、オンライン講座などで時短を図るのが懸命です。

まとめ
できるだけお金をかけずに、衛生管理者試験に合格する手順を解説してきました。
①会社に費用負担の交渉
②テキスト・問題集を手に入れる
③You Tubeで対策
④語呂合わせを利用
⑤過去問をホームページで解く
この方法で、2〜3ヶ月の勉強で合格を狙えると思います。
第一種衛生管理者で1日1時間を90日間、第二種衛生管理者で1日1時間を60日間が目安です。