衛生管理者試験を受験することが決まっても、何から手をつけてよいかわからない人も多いと思います。
都道府県の関係機関が主催している衛生管理者の講習会を受けることもできますが、あまり意味がないと私は考えます。むしろ、参考書1冊の独学で充分です。
本記事では、衛生管理者試験の受験でおすすめの問題集・テキストと独学で大丈夫な理由を解説します。
・たくさんある衛生管理者試験の参考書、何を選べばいい?
→『第1種衛生管理者試験問題集(令和3年度版) 解答&解説』がオススメ
・本当に過去問をやるだけで大丈夫なの?
→筆者は過去問だけで対策して、2020年に第一種試験に合格しています!
・ホームページに掲載されている公表問題ってやったほうがいい?
→是非、公表のものは第1種・第2種含めてやりましょう!
そんな疑問を解決します!
この記事を読んでいただければ、安心して試験勉強を開始していただけると思います。
結論としては、購入する問題集(過去問)は下の1冊だけで充分だと考えています。
(2022/05/26 05:19:00時点 楽天市場調べ-詳細)
第1種衛生管理者試験問題集(令和3年度版) 解答&解説 [ 中央労働災害防止協会 ]がおすすめ
こちらがオススメする問題集です。(本ページの表紙の本は平成31年度版、下記のものは令和3年度版なので、色が違います。最新のものを買いましょう!)
(2022/05/26 05:19:00時点 楽天市場調べ-詳細)
私は、問題集はこのテキストだけで勉強しました。同じような問題集がたくさん出ていますが、この問題集は似た問題も2度、3度載せているのがいいところです。
普通の問題集では「出題頻度や重要度」などを☆の数などで表しています。しかし、1冊の本に同じ問題を何度も載せることはしていません。
この問題集は1周すると同じ問題が何回か出てきます。
実際に出題された年が記載されています。平成28年と平成30年に似た問題が出ていれば、今後も同様の問題が出そうだなということがわかります。
過去問題集であれば、ほとんど記載内容は一緒なのですが、「知識の定着」という面から特に、このテキストをオススメします。

過去問の問題集1冊だけで対策が可能な理由
私が勉強で使ったのはこのテキスト(過去問題集)1冊だけでした。
1冊だけでいいの?と不安に思う人もいるかも知れませんが、全体で6割の正答率でよく、全て選択問題の衛生管理者試験は1冊の過去問題集だけで十分です。(第1種も第2種も)

さらに、衛生管理者試験は何回も同じ問題が出されます。様々な問題集や参考書に手を出すより、1冊の問題集の正答率を上げることが大事です。
私がすすめた問題集に限らず、1冊の問題集を徹底的に繰り返しましょう。特に、解説部分ではなく、問題部分を繰り返せば大丈夫です。
衛生管理者の問題は「年々、問題が難しくなっているので過去問だけじゃ無理!」という人がいますが、筆者は過去問だけでよいと考えています。
過去問に次に重要なものがあるとしたら、講習ではなく、YouTubeでの耳学習と語呂合わせによる暗記です。


衛生管理者試験の問題は繰り返し出題されるから、過去問が1番!
先程も書きましたが、衛生管理者の問題は繰り返されます。問題の再利用です。
問題に正答するためには、設問と回答を暗記するだけです。暗記をするのに人に聞く必要はありません。
一部、計算問題が出ることがあります。コロナ関連で話題になっている偽陰性・偽陽性を求める問題やBMI(肥満度)を求める問題などです。
まずは、YouTubeやGoogleで検索しましょう。丁寧に教えてくれるサイトがあるはずです。適切なサイトが無くて、解放の理解に時間がかかるのであれば、その問題は捨ててしまってもいいです。
同じ問題が繰り返し出題される理由は下記の記事にまとめています。

ホームページに公表されている過去問をやるとさらにいい
ひたすら問題集を解けば合格できます。問題の出され方もよく出る範囲も覚えてきます。
余裕があれば、ホームページの公表問題も解いておくといいでしょう(無料です)
「公表試験問題」は出された問題の一例です。その月の問題が全て同じということではありません。
解いてみればわかりますが、問題集を1周やった後では見たことのある問題がほとんどになるはずです。たまに、奇をてらった問題がありますが、解けなくても合格できるので気にしなくて大丈夫です。
最新の問題は問題集に載っていない場合もありますので、最新の傾向をつかめます。第1種衛生管理者受験者は第2種の好評問題も解いておきましょう。第2種衛生管理者受験者は第1種の問題の「第2種出題範囲箇所」だけ解いておきましょう。
最後に自信をつけるために公表試験問題は解いておくといいですね。
衛生管理者試験オススメ問題集 3選!
私は1冊の試験問題集で対策しましたが、ネットのレビューや後輩の実体験から、その他にオススメできる試験問題集を含めた3選を紹介します。
本当のことを言うと、一番上の『第1種衛生管理者試験問題集(令和3年度版) 解答&解説 [ 中央労働災害防止協会 ]』が圧倒的にオススメです。
唯一、問題分野ごとにまとまった過去問題集になっているからです。
ここで紹介する他のものが自分に合いそうであれば、第一種衛生管理者試験と第二種衛生管理者試験の問題集がありますので、ご自身が受験するほうを選んでください。
(2022/05/26 05:19:00時点 楽天市場調べ-詳細)
筆者が使ったのはこちらです。【圧倒的にオススメ!】
(2022/05/26 18:44:35時点 楽天市場調べ-詳細)
ネットのレビューで高評価のものです!私も書店で立ち読みしましたが、図解が多く、非常にわかりやすいと思います。【文字だけでは勉強に飽きてしまい、図解などで覚えたい方に!】
わかりやすく、一問一答などのコーナーがあるんですが、試験は五者択一なので、その問題の出され方を覚えるほうが重要だと思います。
(2022/05/26 18:44:35時点 楽天市場調べ-詳細)
衛生管理者試験に合格した後輩が古本屋で買ったと言っていました。過去問を数多くこなすことができます。【問題が多くて、丁寧な解説も必要な人にオススメ!】
実際の試験と同じ体裁で過去問が7回載っていますが、過去問と同じ形式でやるのは1週間前からで十分です。私は同じ分野の問題を繰り返してやるほうが重要だと思います。
ここで紹介したテキストで全くわからない!という方は、
通信講座等も検討してもいいかもしれません。通信講座を受けてみた感想をまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。
